デジタルマーケティングをゼロベースで見直し
Web経由商談数が月間数件→月間50件まで増加

  • 業務サービス業 / ベンチャー企業 / 100名
  • 予算初期300万円 + 50万円 / 月
  • 支援内容検索集客型Webサイト構築 / 総合マーケティング支援
デジタルマーケティングをゼロベースで見直しWeb経由商談数が月間数件→月間50件まで増加

概要OUTLINE

集客力は高いものの、商談が発生しないWebサイトをゼロベースで見直し、Web経由商談数を大きく増大させた事例です。お客様の強みの整理と競合分析から見込客に印象付けるべきメッセージを策定。Webサイトへの来訪によってメッセージが自然と伝わるようなシナリオを組み込みました。
Webサイト立ち上げ後は、検索エンジンマーケティングに取り組み、頭打ちが見えてきた段階で、潜在ユーザーまでリーチ対象とすべくコンテンツマーケティングへと取り組みを広げることで、成果向上を実現しています。

課題SUBJECT

「集客を伸ばさなければ成果は出ない」という考えから、毎月継続的にコンテンツを登録し続け、自然検索での流入は数年で大幅に増加し、当初目標を大幅に超える集客数となっていました。しかし、予測と異なり、集客が増えても、問い合わせがなかなか増えませんでした。
導線設計を見直したり、デザインの部分改修をかけましたが、やはり問い合わせは増えません。
そんな中、テクニカルなアプローチにとどまらず、事業を理解してマーケティングを組み立てる弊社の手法に共感していただき、ご支援を開始させていただくことになりました。

ご支援内容SUPPORT

  1. 強みの整理とメッセージ策定

    競合企業が多数ある中で、Webサイトアクセス後に「印象に残らない」問題を解決すべく、お客様の強みを再定義。その後、強みを見込客が「自然と理解する」シナリオを策定。

  2. 顕在キーワードへのSEO実施

    見込客が検索するであろうキーワードを洗い出し、全てのキーワードに対しSEO対策を実施。ビッグワード攻略にあたってはページを何度も作り変えるなど徹底した対策を実施。

  3. 成功要因の抽出と重点強化

    問い合わせ数が増大してきた段階で、成功要因の洗い出しを実施。問い合わせにつながりやすい行動パターンを明確化し、同じ行動がとりやすいようにサイト設計を改善しました。

  4. 潜在ユーザーまでリーチを拡大

    SEOも重要ワードはほぼ1位を獲得し、Webサイト内の最適化も概ね完了したため、潜在ユーザーに対する認知拡大を目的にコンテンツマーケティングを開始しました。

成果RESULT

専任担当者を2名おいても問い合わせが出なかったWebサイトが、支援開始1年半で商談を50件生み出し、リードを100件以上獲得するWebサイトへと生まれ変わりました。様々な施策を実施しましたが、効果が最も大きかったのは強みを伝えるためのシナリオ実装でした。
デジタルマーケティングを開始すると、様々なテクノロジーを活用した施策に目を奪われがちですが、「誰に」「何を伝えるのか」「そのメッセージは競争優位になりうるのか」という基本的なマーケティング検討が、最も成果に大きなインパクトを及ぼしました。